しぇりの素

ハッピーハロウィン☆
以前は、オフに季節ごと色々と遊びに行き、日々の“ハリ”にしていました☆
あの頃と同じ遊び方はできないですが(笑)、たまにはホールアウトしてみます？(^_-)

10年前とは違うココロとカラダ。自分のメンテナンスできてますか？
「最近、仕事を始めようとしてもなかなかエンジンがかからなくなったんですよ。これも歳なんですかね？」と困り顔をするのは美夏さん（32歳）。フリーランスでwebデザイナーをしている彼女は、美術系大学を卒業してデザイン会社に就職。そして、30歳を機に独立し現在に至る。

「20代のころは、さあやるぞ！ とデスクに向かったらすぐに集中できたし、ランチを食べ損ねたなんてことはしょっちゅうありました。でも今は自宅兼仕事場という環境のせいもあるのか、デスクに座っても雑誌を熟読し始めちゃったり、急に掃除をしたくなったり……。昔のようにどっぷり集中できなくなりましたね」。

実はこの変化に悩み、仕事に自信がもてなくなった時期もあったそうだ。

「でも、仕事仲間が教えてくれたんです。それが今の仕事のスタイルなんだって。10年前の自分と同じだったら進歩してないってことでしょう？　昔と比べて仕事の質も内容も違うんだからやりかたが違って当たり前ですよね。衰えたんじゃないって思ったら、ちょっと気が楽になりました」

おかげで今では自分のペースを掴みつつあるという美夏さん。意外な解決法は仕事の前にイメージトレーニングをすることなんだとか。
「まず、やるべきことを紙に書き出して、それをどの順番にどうしたらいいか頭の中で組み立てるんです。そのあとビデオの早送りみたいにして仕事を初めてから終わるまでをバーっと思い浮かべるんです。そうするとやるべきことが見えてきて“さあ、やるぞ！”っていう気になりますね。それでもダメなら諦めて、1時間くらい手を止めて好きなことをします（笑）」

体力の面で違和感があるというのはサービス業の寛子さん（34歳）だ。一日中立ち仕事なので、足のむくみなどの違和感は昔からあったそうだが……。

「昔は仕事のあとにオールで遊んでも少し眠るだけで大丈夫だったんですけどね。最近、足のむくみやコリが翌日まで残るんですよ。それが辛くて、フットケアには毎月２万円くらいかけています。というのも、外反母趾が日に日に悪化していて、疲労が溜まってくると夜も眠れないくらい痛くて……。病院に行って手術するのがいちばんいいと思うんですけど、そうすると仕事を休まなくちゃいけないですよね？　今は職場が大事なときだし、私自身も今後の昇進に関わるような時期なので、とりあえずは我慢するしかありません」
寛子さんに患部をみせてもらうと、確かに親指の付け根が不自然に突出していて痛々しい。悪化をできるだけ防ぐため、毎日お風呂にゆっくり浸かって患部をマッサージしたり、靴にクッションを敷いたり、また休日はフットマッサージに行ったり、なるべくスニーカーを履いて外出するなど毎日メンテナンスに余念がない。

一方で、合理的かつ健康的に過ごしている独女もいる。引っ越しをするときは、職場と遊び場の新宿エリアに自転車で行けるかを目安に物件を決める、という貴美子さん（31歳）だ。

「自転車はいいですよ。都心はどんな乗り物よりも遅刻せず確実に目的地に行けるし、運動不足の解消にもなるし、電車賃も浮きます！」
自転車生活のせいかバランスのとれたスタイルの彼女。ハキハキとした受け答えでとても明るい印象だ。だが、なぜか毎年2月になると鬱々としてしまうのだとか。

「仕事が少しヒマになる時期で、気持ちがとても沈んでしまうんです。もう私は誰からも必要とされていないと思ったり、友人の何気ないひと言につっかかってケンカになったり。それが嫌なので、今年はなるべく人に会わないことにしました。その間、漢字検定2級を目指してテキストを買って勉強し始めたり[勉強を…でも問題ないですかね？]、iPodで英会話の勉強をしはじめて。何かに没頭している間は余計なことを考えなくて済むし、普段、やり慣れないことをするのがいいのかなって。それに勉強していることが今後何か自分のプラスになるだろうと思っていると、続けられるものなんですよ」
　そしてまた仕事が忙しくなってくると、またふだんの彼女に戻るそうだ。

　みんなそれぞれにいろいろな不安や問題を抱えている。しかし、今回登場していただいたみなさんは（寛子さんは小康状態ではあるものの）冷静に問題に向き合い解決策を見つけられていることが印象的だった。季節の変わり目は心身ともに変調が起きやすい時期。問題に直面しても、自暴自棄にならず冷静に策を講じてみよう。（パンチ広沢） / 提供：独女通信