しぇりの素

世界に誇る、日本のジュエリー最高峰作品
18の国と地域から様々な新作ジュエリーが一堂に会した「ジャパン ジュエリー フェア 2010」。大賞は西野淳デザイナーの作品でした　写真一覧(2件)去る2010年9月1～3日、ジュエリーの国際展示会である「ジャパン ジュエリー フェア 2010」が開催されました。カジュアルなジュエリーからフォーマルジュエリー、ブライダルジュエリーに至るまで、18の国と地域から様々な新作ジュエリーが一堂に会しました。

その中でも一際注目を集めていたのが、JJA ジュエリーデザインアワード2010の受賞作品の展示ブース。これは、世界へ誇る日本ジュエリーの最高峰を決定するもので、多くの日本のジュエリー界のクリエーターたちが、その優れた作品をもって競い合いました。

そして、今回大賞を受賞したのが、上画像の作品。西野淳デザイナーによる作品です。パーティーシーンを想定して制作されたこのジュエリーは、まるでレースのようにデコルテに添うデザイン。ゴールドで出来ているのを忘れてしまうほど柔らかい質感です。その理由は、わずか5mmのパーツからなっているから。繊細さに思わずため息が出ます。細かくちりばめられたダイヤが煌めき、パーティーにふさわしい華やかさを演出してくれそう。

厚生労働大臣賞を受賞した作品も、目を引く意匠。蓑和田幸恵デザイナーによるジュエリーです（下画像）。作品名は「休息」。かすみ草の中でアゲハ蝶が静かに休む、その一瞬を切り取りました。花や蝶は七宝焼きによるもので、独特の色彩の美しさに見惚れます。合間にはダイヤがあしらわれ、イヤリングの先にも小さなアゲハ蝶が！

日本ならではの仕事の細かさや、デザインの繊細さを感じた受賞作品の数々。応援したい国内のクリエーターの作品を身につけるというのも、ジュエリー選びの楽しみの一つです。
（パーソナルスタイリングサービスfor*style／久野梨沙）


思わずため息の出る美しさ・繊細さです
でも、これを着けてもいい、と言われてもきっとジュエリーに負ける気がします・・・(涙)

作品名もロマンティック
実物を見てみたいです